若い頃、健康のために体重を減らそうと意識した事はありますか?栄養管理では、一般的に65歳くらいまでは生活習慣病予防を目的に、メタボや過栄養の対策として「控える食事」が主流となります。一方で75歳以上の後期高齢者では、介護予防を目的に、フレイルや低栄養の対策として「しっかり食べる」ことが健康長寿の秘訣になります。この食事に対する意識を変える事が『栄養管理のギアチェンジ』です。
厚生労働省が毎年実施する国民健康栄養調査では、60代をピークにエネルギーやたんぱく質の摂取量が減っており、80代以上では極端に少なくなっています。また、食品群別では肉類の1日当たりの摂取量は年代が上がるごとに減っています。
若い頃は好きだったお肉を食べる量が減った理由は何でしょうか?もしかすると食べる機能の問題かもしれません。高齢者を対象とした研究において、よく噛めるグループと噛めないグループで比べると、栄養素ではたんぱく質、脂質、ミネラル、ビタミン、食品群では緑葉色野菜、肉類等で10%以上の摂取量の差がある事が分かっています。すなわち、食べる機能が栄養の摂取量に大きく影響するのです。食べたいものを食べられるように、日頃から食べる機能を整えておくことが大切です。
食べる機能が気になったとき、歯科クリニックに相談してみてはいかがでしょうか?最近では、栄養士さんによる食事の相談ができる歯科クリニックも増えており、栄養補助食品を購入できる場合もあります。
また、アプリを使って食習慣(食事のバランスやよく噛む食事かどうか)を共有できるシステム(※2)を導入している歯科クリニックもあります。1年に1回以上は歯科クリニックに行き、お口のケアをしながら栄養管理のギアチェンジを意識してみましょう!これを機にしっかり食べる「介護予防」を試してみませんか?
「しっかり食べる」が難しいときなどにおススメしたいものが栄養補助食品です。
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