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2023.02.06

腰痛がもたらす影響とその対策とは!

皆さん腰痛の経験はありますか?
恐らく経験のある方の方が多いと思います。

また腰痛に関する全国調査では男性の57.1%女性の51.1%が治療を必要とする腰痛を経験したことがあると回答しています。
これらより日本人の約半数の方が腰痛を経験されていることがわかります。

2014年時点で現在腰痛があると答えた方は男女とも約37.7%の方が「はい」と答えています。現在の日本の人口が約1億2570万人であり、その37.7%とすると約4378万人が抱えていることが想定されます。
腰痛自体は「腰が痛い」「腰が重い」などさまざま不快な状態になるのはもちろん精神的なストレスの要因にもなるわけですが、実際にどのように私たちの生活に影響しているのかお話し致します。

【腰痛による生活への影響】

腰痛によって生産性が低下するのか?

答えはYESです。

ここで一つ皆さんに質問をしたいと思います。

・怪我や病気がない状態で発揮できる仕事の出来栄えを100%として過去4週間の仕事の評価をしてください(0〜100%)

100%ー(出来栄え)%=ロスしている生産性% で算出することができます。

皆さんは何%になりましたか?腰痛以外にも原因はあるかもしれませんが、腰痛がありロスしている生産性の%が大きい方は腰痛による労働生産性の低下が考えられます。例えば『ものを運ぼうとしたときに腰が痛くてゆっくりじゃないとできない」『デスクワークで腰が痛いから気になって仕事に集中できない」などが挙げられます。値は人それぞれだと思いますが一つの参考にしていただければと思います。

労働生産性が低下すると、、、

・仕事が時間内に終わらず残業しなければ終わらない
・仕事での結果が出しづらい

また仕事だけでなくプライベートでも、、、

・休日は腰が痛くて子供と外で遊べない
・ずっと腰が痛いことが気になって憂鬱である

など様々な影響を及ぼします。

【どうやって腰痛の対策をするのか】

今回は座りながらできる腰痛予防についてお伝えしようと思います。
腰が痛くなる原因の一つに「姿勢」が関与します。
そこで今回は座っている姿勢(座位姿勢)と座りながら簡単にできるストレッチについて!

※腰痛の原因は全員が一緒というわけではなく効果は人によって様々ですので、ご了承下さい。

左側の姿勢で座っている方をよくお見かけします。
これでは腰が痛くなってしまう可能性が高い。
これを防ぐために右の図のように座面の後ろ半分にクッションを挟んで座ってみてください。(バスタオルなどでも可)そのまま座っていただくと背中がスッと伸びる感じがすると思います。
身近なものを使うだけでも姿勢を変えることはできるのでぜひ試してみてください。

簡単お尻のあぐらストレッチ

お尻の筋肉は腰の筋肉と繋がっており、姿勢を崩す原因となります。
座ったまま仕事の合間にできるストレッチとして下の図のように行ってみて下さい。
お尻に伸びてる感じがあればバッチリです。

出典:

1)腰痛に関する全国調査2003 株式会社日本リサーチセンター
2) Noriko yoshimuraら  Prevalence of knee pain, lumbar pain and its coexistence in Japanese men and women: The Longitudinal Cohorts of Motor System Organ (LOCOMO) study:Journal of Bone and Mineral and Metabolism 2014

記事提供:Zero Realize